本日、FAの入団交渉が解禁となった。
ソフトバンク森福とDeNA山口はジャイアンツと、西武の岸は楽天と、オリックスの糸井は阪神と入団交渉を行った。今後、これ以外の球団との交渉やもともと在籍した球団との残留交渉はあると思うが、おそらく4人とも今日入団交渉をしたチームで、実際はほぼ決まっているのではないだろうか?
ところで、陽岱鋼はどうなったのだろうか?おそらく台湾に戻っているのだろうが、今日は、ほとんど話題になっていない。気になるところだ。真剣に獲得を狙っている球団なら、すでに台湾に人を送り込んでいるだろう。
私が思うに、ジャイアンツが陽岱鋼を取りに行かないのはむしろ不自然だ。ドラフト1位こそ、2回外して内野手の吉川だったが、それ以外のドラフト指名選手は育成をのぞいてはすべて投手だった。トレードで日本ハムの吉川を獲得し、FAで山口と森福と交渉と、これまでの補強は投手に偏っている。あれだけ、貧打に苦しんだのだから打線の強化を考えないはずがない。しかも、内野手はセカンドが固定できていないものの頭数は揃っている。打撃重視で補強するなら外野手だ。
ジャイアンツと日本ハムは仲がいい。日本ハムが陽岱鋼と契約する意思がないという情報は内々に掴んでいたのではないだろうか。それで、糸井と陽岱鋼を天秤にかけて、糸井から撤退したのではないか?そんな、邪推をしてしまいたくなるが、果たして明日以降の動きはどうだろうか?