再三、ジャイアンツが陽岱鋼の獲得に動かないのは不自然だと述べてきたが、やはり予想通り動きがあった。ここにきて堤GMが獲得に動いていることを明言したということは、ある程度の勝算があるのだろう。陽岱鋼がセンターに入れば、レフトがギャレットでもかなりカバーしてくれるだろうし、1番バッターとして定着してくれればかなり得点力もあがる。
元楽天のマギーと契約合意とのニュースも本日流れた、外野手が不足しているのに内野手のマギーを獲得したのも、この陽岱鋼の動きに関係があるだろう。
本日小山と楽天の柿沢のトレードも発表された。昨日、山口の人的補償に小山を予想した矢先のトレードで、ちょっと予想を変えないといけない。しかし、柿沢は一軍での実績が全くない選手なので、人的補償のプロテクトリストに加える必要はないかもしれない(もしかしたら、制度的にも人的補償の獲得対象に入らないのかもしれない)。投手補強で余剰戦力ができたので、イースタンではそこそこの成績を残してる若い野手と交換しておこうということか。
しかし、今年の巨人は本気だ。陽岱鋼は、まだ取れるとは限らないが、動いただけでも高く評価したい。
ちょうど今日、下の記事を見たが、100%里崎さんに同意する。私も、まさに同じ考えだ。補強で戦力が安定したら、あとはドラフト素材型の有望選手を指名し、また3軍制度にも磨きをかけて、将来的に生え抜きの若手で戦える体制を目指せばいい。おそらく、このような中長期戦略に基づいた動きと思われる。