吾郎の語録

トラベルガイド株式会社社長の阿部吾郎が、思いつくまま勝手なことを述べるブログです。できるだけためになる事を書こうと思いますが、どうでもいいこともたくさん書きますので適当にお付き合いください。

ジャイアンツの大型補強は正しい

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このオフのジャイアンツの補強に関して、いろいろな論調があるが、私はこの記事の内容に100%同意する。

ジャイアンツはカープみたいに25年間優勝から遠ざかりながら若手を育てることはできない球団なのだ。今年と昨年のチーム状況を見ると、補強しないと、しばらくは優勝が難しそうな状況であった。

優勝が難しいなら若手を使って育てろといっても、今はCSがある。常に全力で勝を目先の勝利を目指す必要があるジャイアンツは、Aクラスが絶望とういう状態にならないと、勝利を度外視しての若手起用はできないのだ。ならば、勝てる体制の中で、余裕を持った選手起用をできる状態の方が、むしろ若手を育てやすいのではないかと思う。

また、移籍した大田を始め、毎年レギュラー獲りが期待された中井、橋本、藤村あたりは、十分にチャンスをもらいながら結局レギュラーを取れなかったのだから、明らかに実力不足である。起用の問題ではないように思う。

古い話だが、長嶋監督が初めて監督に就任した年に最下位となり、そのオフ日本ハムから張本を、太平洋から先日亡くなった加藤初を獲得して翌年優勝した。それに比べるとややスケールは劣るかもしれないが、陽岱鋼、山口、吉川の獲得はあの時の補強を思い出させる。長嶋巨人はあれから優勝争いに常に加わることのできるチームを造り上げた。中畑、山本功児、篠塚、松本、原、山倉、西本、定岡といった若手もその中で育った。

あのころのような、流れを期待したいものである。