クアラルンプール郊外にあるヒンズー教の聖地「バツーケーブ」。今まで、いろいろな場所に行ったが、インパクトの大きさでは5本の指に入る。
42.7mとウルトラマン級の高さを誇る、金色のムルガン神像の足元から背後の崖に向かって272段の階段が伸びている。これだけでも、他ではなかなか見ることのできない風景だ。
階段を登って行くと、やたらとカニクイザルが出てくる。食べ物をもっていると奪いに来るので危険だ。
階段の途中で振り向くと、はるか向こうの山まで見える。
階段の入口には、強大な岩の裂け目があり、その前にヒンズー教の神が立っている。
内部に入ると、そこは巨大な洞窟。ちょっとした体育館ぐらいの広さはある。これが、ヒンズー教の聖地「バツーケーブ」だ。
向こう側にも階段があり、洞窟を通り抜けて向こう側に出られる。
奥の階段の上から見た洞窟の様子。
洞窟内にある祠。中には神官がいる。祠の周りには多くのヒンズー教徒が集まっていた。
洞窟内のあちらこちらにヒンズー教の神像が祀られている。
クアラルンプールから電車で簡単に行けるし、ツアーもあるので、是非行ってみてほしい。ただし、熱いクアラルンプールで272段の階段を登るのは結構きつい。
毎年、1月下旬から2月上旬ごろに「タイプーサム」という大きな祭がある。この時は、信じられないほど多くの人がこのバツーケーブに集結する。
こんな修行者もたくさんいる。なかなかエキサイティングなお祭りだ。
タイプーサムに関しては、こちらをご覧ください。