カプリチョーザというスパゲティーとピザを中心としたイタリア料理のお店がある。私は、埼玉県志木市にあるお店にちょくちょく行く。チェーン店だが接客も、多少マニュアル感はあるが丁寧だし、料理もチェーン店とは思えないほどおいしい。
先日、東京都にある別の店舗に行った。チェーン店だから、どこの店舗も同じサービスだろうと思っていた。しかし、どうも様子が違う。厨房からは大きな声でくだらいない話ををするスタッフの声がまる聞こえだ。接客も悪くはないが、志木の店のような丁寧さはない。まあ、料理は同じだろうと思いきや、何故かあまりおいしくない。さらに、ボンゴレは砕けた貝のからがたくさんはいっていて、スパゲティーに絡んで口の中に入ってしまい、歯が折れそうになった。さらに、砂抜きが甘いのか身もじゃりじゃりする。クリームソースのスパゲティーは、とにかくぬるい。
食材は、おそらく本部からまとめて送られてきて、それをマニュアル通りにスタッフが調理するのだと思うが、同じ食材でも、きっちりやるかやらないかで、かなり味に差が出るのだろうと思う。
あまり、こういうクレーム的なことを書くのは気が進まないのだが、チェーン店というのは、どの店舗でも安心して同じサービスを受けられというのが、消費者にとってのメリットの一つだと思う。そこを踏まえて企業努力してほしいなあと思って書いてみた次第である。