キムジョンナム氏暗殺事件で、このところ毎日、頻繁にニュースに登場するマレーシアの首都「クアラルンプール」。
私にとっては、クアラルンプールは何度も訪れたことのある非常に馴染みの深い場所だ。マレーシアというと、2度のマレーシア航空の墜落事故でただでさえイメージが低下している。今回も、空港という国の玄関口でこのような事件が起こり、さらに北朝鮮と国交があることがクローズアップされ、またもイメージが低下してしまいそうだ。
クアラルンプールは、非常に魅力的な街だ。治安もそれほど悪くはない。いい機会なので、クアラルンプールについて簡単に紹介してみたいと思う。
人口は約720万人で、東京の半分強ぐらいの大都会である。
町の中心KLCC地区にそびえるペトロナスツインタワーがランドマーク。ライトアップされた姿はとても美しい。ちなみに、この2つのタワーは、日本の企業と韓国の企業が建設したものだ。
こちらは、オールドタウンにある「スルタン・アブドゥル・サマド・ビル」。イギリス統治時代に建てられた旧連邦事務局ビル。このビルの周辺には、クアラルンプール発祥の地に建つモスク「マスジット・ジャメ」を始め観光スポットが多い。
マレーシアは、マレー系、中国系、インド系の人々が暮らす多民族国家。オールドタウンの周辺にはチャイナタウンやインド人街がある。上の写真は中国寺院「関帝廟」、下はヒンズー教の「スリ・マハ・マリアマン寺院」だ。いずれも観光客も参拝可能。
クアラルンプールは、買い物天国でもある。こんなに買い物をする人がいるのか?と思うほど、市内には大型のショッピングセンターがたくさんある。写真は、メインストリートのブキビンタン通りにある「パビリオン」というショッピングセンター。海外の有名ブランドショップから、マレーシアのローカルブランドショップ、食品スーパー、フードコートやレストラン街まで何でもある。
夜になると地元の人々、観光客が一斉に集まってくる場所、屋台街のジャランアロー。様々な種類の料理が激安で食べられる。
街中の移動はモノレールが中心。地下鉄網も発達しており、これらの乗り方がわかってくるととても便利だ。
大都会だが、ちょっと足を踏み入れるとディープなアジアも残っている。写真は、チョーキット市場。
グルメも充実している。高級な料理から屋台グルメまで幅広く楽しめる。多民族国家なので料理の種類も豊富。
ざっと紹介してきましたが、いかがでしょうか?ちょっとはクアラルンプールに行ってみたくなりましたか?危険な場所立ち入らなければ、安全に楽しめる街です。
羽田からエアアジアか、成田からマレーシア航空に乗れば簡単に行けますよ!
さにに詳しい情報を知りたい方は、トラベルガイドマレーシアで!