10年ぶりぐらいだろうか?久しぶりに上野動物園に行ってきた。
目的は、これを見る事。アカショウビンという鳥で、信州などの森の中で見られるのだが、近年飛来数が減っていることもあり、なかなか見つからないバードウォッチャー憧れの鳥だ。野生のものを見られれば一番いいのだが、そうそう出かけられないし、てっとり早く動物園で一度見てみようと考えた。
改めて上野動物園に行ってみて、こんなにたくさん鳥がいるとは思わなかった。これは、シロハラムクドリというアフリカにいる鳥だ。こういった日本で見られない珍しい鳥がいるのはわかる。
日本の鳥というコーナーがあって、ここに行くとわりと身近な鳥がかなりいる。これは、キビタキだ。
最近自宅の周辺に大量にいるオナガもいた。さらに、ムクドリまで檻の中にいたので驚いた。ムクドリなど、ハトよりたくさん見かけるのだが。
その他、アトリ、アオジ、ホオジロ、シメ、マヒワなどもいる。
不忍池の動物園内に位置する部分に島があり、ここにペリカンがいる。動物園の地図にペリカンと明記してあるので、野生ではなく展示動物のようだが、逃げないのだろうか?羽を切ってあるのだろうか?
注目なのは、この島がカワウの群生地になっていることだ。知らない人はカラスと間違えそうだが、すべてカワウだ。こちらは、自然にできた営巣地のようだ。
鳥以外で見たかったのは、このマヌルネコ。カワイイ・・・
ワオキツネザルも、すばしっこく動き回り見ていて飽きない。
檻の向こうにいる動物というのは、カメラの説明書にも必ず載っている、典型的なオートフォーカスが苦手な被写体だ。オートフォーカスでは、檻の方にピントが合ってしまい、動物にピントを合わせるのが難しい。動物園での撮影はマニュアルフォーカスのいい練習になる。
上野動物園には、幼稚園の団体や修学旅行の中学生など、たくさんの子供たちが来ていた。それに混じって、デートのカップルや結構年配の方も見受けられた。外国人も、かなりたくさんいた。改めて行ってみると、上野動物園というところは、大人が行ってもなかなか楽しいところだ。ベンチがたくさんあって休む場所も十分ある。
鳥を中心に動物たちを見て回り、レストランで食事して、ベンチでソフトクリームを食べて、なかなか楽しい一日だった。