ちょっと間があいてしまったが、ひき続き兵庫ネタをお届けする。
私は、兵庫県の出身だが、手塚治虫さんが宝塚の出身で、宝塚に「手塚治虫記念館」があるとは、全く知らなかった。子供のころ、ジャングル大帝や鉄腕アトムを見ていた記憶はあるが、特別に漫画やアニメに興味があるわけではない私が見ても、十分楽しめる施設であった。
一部の方には、”今更”であろうが、知らない人のためにご紹介しておこう。
入口の前には「火の鳥」のモニュメントがある。
エントランスには、リボンの騎士とアトムが立っている。手塚治虫は5歳から20年間を宝塚で過ごしており、よく親と一緒に宝塚歌劇を見ていたそうだ。リボンの騎士は宝塚歌劇の影響を受けているという話を初めて聞いた。納得である。
1階には、手塚治虫に関するたくさんの資料が展示されている。マニアックなファンにとってはたまらないだろう。
2階にはイベントスペースがあり、私が訪れた時は「アトム・ザ・ビギニング」のテレビアニメ化を記念した展示が行われていた。館内で、このイベントスペースだけは撮影禁止である。上の写真は、2階にある単行本の展示。
手塚治虫のアニメを見られる「情報・アニメ検索機」。多くのアニメ作品が見られるので、好きな人なら1日中いても飽きないかもしれない。
単行本も読み放題!
地下階には、アニメ制作を体験できる「アニメ工房」がある。展示があり、視聴あり、漫画読み放題あり、さらに体験型のコーナーもあるとは、かなり充実度の高い施設である。
「アニメ工房」には、手塚先生もおられます。
この施設は、宝塚市が運営しており、このため入場料も大人700円、子供300円とリーズナブルだ。子供も手塚アニメで育った大人も存分に楽しめる施設なので、お近くに行かれたら是非立ち寄ってみていただきたい。