小田原へは、某団体の合宿で行った。夜は、お堀端通りにある「RYO」というお店で宴会。写真家・写真愛好家の集まりなので、みんな料理の写真を熱心に撮影していた。私も、FUJI X-T1に35mm単焦点レンズ、付属のミニフラッシュ使用、手持ちでさっと撮影し、できるだけきれに撮れるよう試みた。
サラダはプチトマトを中心に構図を考えた。
鯛とハマチのカルパッチョ。大きな皿に盛られていたが、中心部に寄せて花のように撮影。ちょっとフラッシュがきつすぎた。
ホタテの殻焼きは、3人分ひと盛り。手前を大きく写し、一番奥をあえて半分カットして、さらにたくさん並んでいるようなイメージで。カルパッチョでフラッシュがきつかったので、ちょっと減光。
フグと鶏の天ぷら。おいしいけど色的にアクセントがなくて難しい。鶏天のしそと奥の抹茶塩のグリーンでまとめようとしたが構図的にはちょっと不満なできだ。
和洋折衷コースで、こんどはビーフシチュー。フラッシュが表面に反射すると、かなり赤く写ってしまい本来とは全く違う色で写ってしまった。もともとの色を記憶し、後でRAW画像でホワイトバランスを調整した。
〆はお寿司。真っ黒な皿に盛られており、明暗差がきつい被写体に。寿司の方に引っ張られて、ちょっと露出不足気味。づけマグロにフラッシュが当たってネオンのようになってしまった。ちょっと残念な仕上がり。
さっさと撮らないと「早く食わせろ」という声が飛んできそうな中、短時間で、どこまできれいに撮れるかやってみるのも、なかなかいいトレーニングだ。
「RYO」は、こんなおしゃれなお店。日本酒からワインまでお酒の種類も豊富で、この日も満席だった。