吾郎の語録

トラベルガイド株式会社社長の阿部吾郎が、思いつくまま勝手なことを述べるブログです。できるだけためになる事を書こうと思いますが、どうでもいいこともたくさん書きますので適当にお付き合いください。

1回目のERCPは序章に過ぎず

2019年9月27日、症状が出てから8日目、B病院での入院2日目、朝K医師が病室にやってきた。
私が「何日ぐらい入院が必要ですか?」
と聞くと、K医師は「10日間ぐらいになると思います」
と答えた。私は、一瞬絶句した。
せいぜい3日間ぐらいだろうと思っていたからだ。
仕事どうしようかな、差額ベッド代いくらになるんだろう、そんなことが頭に浮かび、思わず「えー、そんなにかかるんですか?」と応えた。
しかし、実際はそんなもんでは済まなかったのである。

 

この日の午後、ERCP(内視鏡を用いて胆管にステントというチューブを挿入し、胆汁の流れを回復する施術)を受けた。口から内視鏡を入れるのだが、これは定期健診の胃カメラで体験済みだったので、それほど不安はなかった。胃カメラは、喉の麻酔だけで、相当苦しいが、ERCPは全身麻酔なので楽である。しかし、最後に内視鏡を引き抜く時だけは、意識が戻る。引き抜く際、無意識にチューブに噛みついたりすると歯を痛める可能性があるかららしい。


朦朧とした意識の中、
「だめだな、撤退しよう。撤退!撤退!」
「この人10日の入院でも嫌がっていたのになー」
というK医師の声が聞こえた。
そして、チューブが抜けて行く嫌な感覚。
意識が朦朧としたままストレッチャーで病室に運ばれる。

 

意識が戻ったころに、K医師が病室にやってきて、
「胆管にむくみがあってステントの挿入できませんでした。3日後の30日に再度ERCPを行います」と告げた。
私が「撤退と言ってるの、聞こえてましたよ」と言うと、
ちょっとぎょっとした感じで「聞こえてましたか」とつぶやいた。

 

この時、私が思ったのは、いったいいつ退院できるんだろう、という事といったいいつ食事ができるのだろうかということである。
前日からは、点滴だけで絶食状態、ステントが入って症状が改善するまでこの状態が続く。

 

9月28日・29日の2日間は、何もすることなく、ぼーっとテレビを見ながら、点滴・絶食状態で過ごす。この時は、まだ「この際ゆっくりするか」ぐらいの気持ちでいたのだが・・・