吾郎の語録

トラベルガイド株式会社社長の阿部吾郎が、思いつくまま勝手なことを述べるブログです。できるだけためになる事を書こうと思いますが、どうでもいいこともたくさん書きますので適当にお付き合いください。

病気がきっかけでアニメ好きになった

がんになってかなり生活が変わった。がんになる以前は、とても忙しく、ほとんど休みのない生活を送っていた。テレビをゆっくり見る時間など、あまりなかった。

しかし、がんになってからは、抗がん剤の影響等で、体が思うように動かず、テレビを見るぐらいしかできない時も結構ある。

ただ、テレビを見ていても飽きてしまうので、ネットフリックスやアマゾンプライムビデオを見るようになった。

 

2時間ぐらい集中しないといけない映画はだんだんしんどくなってきて、一話25分ぐらいのアニメを見だした。忙しいときは、アニメなんて一銭にもならないものには、全く興味が無かった。しかし、見始めると日本のアニメがいかにすごいかわかってきた。面白いし、絵もきれいだし、ストーリーも様々だ。

 

ここ1年半ぐらいでかなりのアニメを見た。そこで、それまでアニメにはほとんど興味が無かった50代後半のおっさんが、面白いと思ったアニメ、ベスト20を発表しよう。

アニメファンの方みたいに、あらゆるアニメを見たわけではないので、50代後半で初めてアニメに興味を持ったおじさんが、どんなアニメに惹かれたのか、という観点から興味を持っていただければと思う。そんなん、興味持つやつおらんか・・・

 

20位 日本沈没2020

昔の日本沈没の映画は見ていないし、小説も読んでいないので、どのように現代版にアレンジされたかはわからないが、ちょっと怖い話。絵がいまいちかな。

 

19位 ULTRAMAN

ウルトラセブン以降はすべて無視して、ウルトラマンのその後を描いた物語。なかなか面白い着想だなと思う。続きが見たい。

 

18位 どろろ

2018年にリメイクされた作品だが、さすが手塚治虫の原作だけあって面白い。暗いまがまがしい雰囲気の作品をうまくエンタテイメントに仕上げてある。身体のほとんどを欠いて生まれ、その身体を取り戻そうとする百鬼丸がせつなくていい。

 

17位 はたらく細胞

主に免疫系の働きを擬人化した話で、勉強になる。がん細胞も出てきて個人的にはちょっと怖かった。第2シーズンの乳酸菌がかわいい。

 

16位 文豪ストレイドッグス

バカバカしい話だが、着想がとてもユニークで思わず見てしまう。登場人物が夏目漱石とか谷崎潤一郎とか、すべて文豪の名前で、吾輩は猫であるとか細雪とかそれぞれの作品名がついた特殊能力を操る。なぜか横浜で戦っている。

 

15位 亜人  

死んでもすぐ蘇る亜人の話。いい亜人と悪い亜人がいて壮絶に戦う。よくこんな話を思いつくものだと感心する。亜人の佐藤は、強いがちょっととぼけていておもしろい。

 

14位 ヴィオレットエバーガーデン

戦闘マシーンとして育てられた美少女が愛を知って行くという、ありえない物語。しかし、なかなか感動的なエピソードが多く、ほっこりさせられる作品。

 

13位 約束のネバーランド

少年ジャンプの話題作はやっぱり面白い。鬼の世界で食用児として育てられた子供たちが施設から脱走し、人間の世界を目指す。ホラー的な要素もあって楽しめる。

 

12位 ゴールデンカムイ

日露戦争で活躍した兵士とアイヌの少女が繰り広げるアドベンチャー。土方歳三なんかも出てきてめまぐるしい展開。アイヌの文化や食事に関して勉強になる。

 

11位 シュタインズ・ゲート

アニメオタクの知り合いが是非見ろと推薦してくれた作品。ちょとおじさんには萌え系すぎる部分もあるが牧瀬クリスはかわいい。タイムマシーンものは、ストーリーが崩壊しているものが多いが、崩壊しながらもよくできている。

 

10位 ブラックラグーン

好き嫌いが分かれる作品かもしれないが、個人的には退廃的なムードが気に入っている。日本の商社マンが、運び屋のメンバーになってブラックな世界で生きていくという設定もいい。

 

9位 アルスラーン戦記

キングダムの中東版といった感じの作品。まったく架空の物語だが、ペルシャとか東ヨーロッパ的な雰囲気。まじめでやさしい王子が家臣に助けられながら成長していく話。しかし、いいところで突然終わってしまうのが悲しい。

 

8位 憂国のモリアーティー

シャーロックホームズのライバル、モリアーティー教授を主人公にした物語。絵がとてもきれい。シャーロックホームズも出てきて頭脳戦を繰り広げる。昔のロンドンの雰囲気もいい。

 

7位 賭ケグルイ

お金持ちが集まる学校で、人生勉強のためギャンブルが奨励されているという、わけのわからん話。様々なギャンブルが出てきて、主人公の夢子を中心にバトルが繰り広げられる。ストーリーは置いておいても、ギャンブル戦は面白い。

 

6位 呪術廻戦

人間の負の感情が生み出した呪物と呪術師の戦い。わけのわからん世界だが、絵が綺麗でおしゃれ、キャラクターもよくできていて楽しい。細かいことは考えず。単純に楽しみたい作品。

 

5位 サイコパス

シビラシステムという、優秀な人々の集合知でできたシステムが人々を統治している世界の物語。大きな謎があって、それが徐々に明らかになって行くというパターンの話。ストーリーも面白いし、アクションも迫力がある。

 

4位 鬼滅の刃

特に説明の必要もないと思うが、これは面白い。ストーリー、登場人物の奇抜さ(独自性)、絵の美しさ、キャッチ―な名前がついた技、作品に引き込まれる要素が多い。出来としては、これがTOPだと思うけど、個人的な趣味の関係上4位。

 

3位 キングダム

昔、三国志にはまって、小説や漫画をよく読んだが、あれにさらにエンタテイメント性を追加した感じで、個人的に馴染みやすい作品。やっと第3期が再開された。登場人物が多く、気合入れて見ないとわからなくなる。ここも三国志と同じ。

 

2位 ヴィンランド・サガ

アニメを見だしたきっかけになった作品。たまたまテレビをつけたらやっていて、その風景がアイスランドのものだとすぐ気づいた。旅行会社時代に仕事で何度かアイスランドに行っていたからだ。ヴァイキングの物語だが、主人公トルフィンのあまりに波乱に満ちた人生がすごい。続きが気になってコミックも読んでしまった。

 

1位 攻殻機動隊

これは本当に面白い。ダントツの一位。ストーリーの細かさ、キャラクターの魅力、音楽もいい。すっかり草薙少佐はじめ9課メンバーのファンになってしまった。いろいろ続編や映画が出ているが、やっぱり最初のSTAND ALONE COMPLEXと2nd G.I.Gが最高。

話がやや難解で、2回見てやっと理解できた。なんとか理解したくなる難解さが魅力。